カテゴリ
2023 Going Digital Awards in Infrastructureのカテゴリは、設計、建設、運用など、あらゆるタイプのインフラプロジェクトやその各段階を対象としています。各カテゴリに応募したプロジェクトは、各カテゴリに応じた審査基準に照らして第三者審査員団によって審査されます。
カテゴリ

橋梁・トンネル
このカテゴリでは、橋梁・トンネルの計画、設計とエンジニアリング、建設、プロジェクトデリバリ、または運用と保守において、デジタル化革新が認められるプロジェクトを表彰します。
プロジェクトの規模や複雑さ、新規プロジェクトか既存プロジェクトの改修であるかに関わらず、関係する組織および橋梁やトンネル資産の周辺のコミュニティと環境にとって、どのようにプロジェクトの成果を向上できたかに焦点を当てる必要があります。
画像出典: Ferrovial ConstructionおよびAlamo NEX Construction
審査基準
- Bentleyの橋梁およびトンネルソリューションを単独で、または他のソフトウェア(ContextCapture、OpenBridge、OpenRail、OpenRoads、MicroStation、PLAXIS、SYNCHRO、AssetWise、ProjectWiseなど)と組み合わせて、橋梁およびトンネルインフラの計画、設計、建設、運用、または拡張や改善を行っていること。
- チーム、分野、組織、および関係者間で、Bentley製品とサードパーティテクノロジの統合や相互運用性によって獲得された価値を説明すること。
- プロセスまたはワークフローの改善が、効率や有効性の向上、業界のグッドプラクティスの適用、プロジェクトや業界の標準への準拠にどのように寄与しているかを具体的に示すこと。
- 新設または改修されたインフラによって、近隣の住民や就労者の生活の質がどのように向上したかを含めて、持続可能性および社会・経済・環境条件面での変化のインパクトを具体的に示すこと。これが応募内容の判定基準になる。
- 生産性、効率、品質の向上、リスクの軽減と管理、安全性の向上、時間とコストの削減、資産パフォーマンス、信頼性、レジリエンスの向上など、達成結果を定量的に明示すること。
- 高品質で魅力的かつ詳細がわかる画像、スクリーンショット、アニメーション、動画、図表が資料に含まれていること。
基準についてご質問がある方は、[email protected]までお問い合わせください

建設
このカテゴリでは、オフィスと現場を統合する、Bentleyのプロジェクト管理、コスト管理、現場のパフォーマンス管理、および4D/5Dモデルベースのワークフローを使用したデジタル建設のデリバリに関して、卓越性が認められるプロジェクトを表彰します。プロジェクトは、コスト、安全性、信頼性、予測可能性、品質面でのインパクトがあり、リアルタイムで進捗を記録してプロジェクトデジタルツインを作成している必要があります。
画像出典: Acciona
審査基準
- エンジニアリング会社、建設会社、オーナーが、SYNCHRO 4D、SYNCHRO Perform、SYNCHRO Cost、SYNCHRO Control、SYNCHRO FieldなどのSYNCHROソリューションを単独で、またはProjectWiseやその他のソフトウェアと組み合わせて使用していること。
以下について説明すること。(1つまたは複数)
- どのように多分野型4Dモデルによって、施工前に干渉を特定および解決して、理想的な建設工程(建設戦略、WBS、スケジュール、コスト、リソース、サプライチェーンのロジスティクス)の最適化およびシミュレーションを行っているか、および/または、建設/製造に関する重要情報を資材管理およびプロジェクト管理システムに直接提供しているか。
- どのようにコスト管理と5Dモデルベースの数量集計およびモデル分割とを組み合わせて、WBSおよびコストコードと併せて構成可能なコンポーネントを生成し、見積もり担当者が迅速かつ正確に見積もりを作成できるようにしているか。
- プロジェクトチームは、どのように1日当たりの作業量、想定外の事象、タイムシート、検査、現場のコストの見積もりなどの現場のパフォーマンスデータを管理および利用しているか、また、そのデータと計画したコストおよびスケジュールとを比較して、全体的なプロジェクトのパフォーマンスを把握しているか。
- チームは、契約期間中の支払申請の追跡と注文の変更管理によって、予算を管理し、財務状況を追跡して、財務リスクを最小限に抑え、プロジェクトの利益を最大化するために、どのようにプロジェクト管理を行っているか。
- 技術的革新、優れたプロジェクト管理、および明確な投資効果との組合せを示すこと。たとえば、設計やプロジェクトの所要期間短縮、使用リソースの延べ工数節減、安全性の向上、実現原価節約、業績向上などが資料に示されていること。
- 現場の進捗を記録しているプロジェクトが高く評価される。たとえば、モバイルデバイス、スマートフォン、タブレットを介して、あるいは写真測量やRFIDタグなどの自動追跡技術を用いて進捗を記録し、進捗追跡用の管理ダッシュボードの形式で進捗の記録を提出することが望ましい。
基準についてご質問がある方は、[email protected]までお問い合わせください
- エンジニアリング会社、建設会社、オーナーが、SYNCHRO 4D、SYNCHRO Perform、SYNCHRO Cost、SYNCHRO Control、SYNCHRO FieldなどのSYNCHROソリューションを単独で、またはProjectWiseやその他のソフトウェアと組み合わせて使用していること。

エンタープライズエンジニアリング
このカテゴリでは、デジタルワークフローを導入することで、特定の設計プロジェクトまたは組織内で広範囲にわたり成果を向上させた、デジタルコラボレーション、情報管理、情報モビリティ、コンテンツ管理において卓越性と革新が認められる組織を表彰します。デジタルワークフローによって、単独プロジェクトまたはプロジェクトポートフォリオ全体で、計画から設計、建設まで、透明性、効率、コラボレーションがどのように改善されたかに焦点を当てる必要があります。
画像出典: Mott MacDonald
審査基準
- BentleyのエンタープライズエンジニアリングアプリケーションであるProjectWiseまたはBCDEを単独または他のソフトウェアやサービスと組み合わせて標準として使用し、関係者や外部のサプライチェーンと連携して情報管理を行うことで明らかに生産性が向上されていること。iTwinテクノロジを活用したデジタルツインワークフローを取り上げること。
- チーム、分野、組織、および関係者間で、情報管理およびコラボレーションテクノロジを導入することで獲得された価値を説明すること。
- デジタルワークフローによって、透明性、生産性、リスク軽減、業界標準への準拠、明確な投資効果がどのように向上したかを示す、定量的な結果を提示すること。この投資効果には、設計時間の短縮、使用リソースの延べ工数節減、実現されたコスト削減、業績向上が含まれる。
- 高品質で魅力的かつ詳細がわかる画像、スクリーンショット、アニメーション、動画、図表が資料に含まれていること。
基準についてご質問がある方は、[email protected]までお問い合わせください

施設・キャンパス・都市
このカテゴリでは、 独立した建物 (商業施設や住宅、鉄道や地下鉄の駅、空港、美術館など)からキャンパス(教育機関や政府のキャンパスなど)、都市全体まで、さまざまなインフラの計画、設計とエンジニアリング、建設、プロジェクトデリバリ、運用、保守において、デジタル化革新が認められるプロジェクトを表彰します。プロジェクトの規模や複雑さ、新規インフラか既存インフラの改修であるかにかかわらず、最新のデジタル化推進技術を活用して、建物、キャンパス、または都市の周辺コミュニティと環境に良い影響を与えつつ、関係する組織にとって、どのようにプロジェクトの成果を向上できたかに焦点を当てる必要があります。
画像出典: シドニー空港
審査基準
- プロジェクトデリバリの応募の場合、Bentleyのビル設計ソリューション(OpenBuildings Designer)や、計算設計機能(OpenBuildings GenerativeComponents)、エネルギー解析機能(OpenBuildings Energy Simulator)、鉄道および地下鉄の駅の設計機能(OpenBuildings Station Designer)、モビリティソリューション(CityPhi、CUBE、Dynameq、Emme、LEGION、Streetlytics)などBentley独自の機能を、特定の分野に合わせて使用していること。これらのソリューションは、単独または他のソフトウェアと組み合わせて、ビル、キャンパス、都市のインフラの計画、設計、建設、運用、または拡張や改善に使用できる。
- 都市またはキャンパスレベルの運用に関しては、重要なインフラストラクチャに関連するデジタルワークフロー、地籍マッピング、3D/4Dモデル(デジタルツイン)、その他の地理空間ワークフローが示されていること。
- チーム、分野、組織、および関係者間で、Bentley製品とサードパーティテクノロジの統合や相互運用性によって獲得された価値を説明すること。
- プロセスやワークフローの改善が、効率や有効性の向上、業界のグッドプラクティスの適用、プロジェクトや業界の標準への準拠にどのように寄与しているかを具体的に示すこと。
- 新設または改修されたインフラによって、近隣の住民や就労者の生活の質がどのように向上したかを含めて、持続可能性および社会・経済・環境条件面での変化のインパクトを具体的に示すこと。これが応募内容の判定基準になる。
- 生産性、効率、品質の向上、リスクの軽減と管理、安全性の向上、時間とコストの削減、資産パフォーマンス、信頼性、レジリエンスの向上など、達成結果を定量的に明示すること。
- 高品質で魅力的かつ詳細がわかる画像、スクリーンショット、モデル、シミュレーション、アニメーション、動画、図表が資料に含まれていること。
基準についてご質問がある方は、[email protected]までお問い合わせください

プロセス・発電
このカテゴリでは、産業用プロセスプラントや発電プラントの新設または大規模改修の計画、設計、建設、および既存設備の継続的な運用と保守において、デジタル化革新が認められるプロジェクトを表彰します。陸上と洋上の石油・ガス施設、金属や鉱物の処理プラント、石油化学および化学プラント、原子力発電、化石燃料発電、および陸上/洋上風力発電などの再生可能エネルギー発電などが対象です。生産性の向上に寄与し持続可能性を高める新しい建設手法や革新的な機器や部材を使用している新しい設計アプローチ、または、効率性、安全性、信頼性の向上をもたらす運用時プロセスの刷新が認められるプロジェクトである必要があります。
画像出典: OQ Upstream
審査基準
- 応募プロジェクトは、Bentleyソフトウェアを単独で、または他のソフトウェアと組み合わせて使用していること。推奨Bentleyブランドは、AssetWise、ContextCapture、iTwin、OpenPlant、OpenBuildings、OpenWindPower、AutoPIPE、ProjectWise、MicroStation、SYNCHRO。
- 応募プロジェクトにはデジタル化革新が含まれること。また、以下の5つの基本指針に基づき審査されるものとする。
- 技術革新 – チーム、分野、組織、および関係者間で、Bentley製品とサードパーティテクノロジの統合や相互運用性によって実現された独自の技術革新や獲得された価値を明示すること。
- プロセス/ワークフローの改善 – プロセス/ワークフローの改善が、個人の効率および業界のグッドプラクティスの有効性の向上や、プロジェクトおよび業界の標準への準拠にどのように寄与しているかを具体的に示すこと。
- 組織または地域へのインパクト – 組織全体のインパクトと獲得された価値、業界のグッドプラクティスの適用、プロジェクトおよび業界の標準への準拠を明示すること。
- 環境へのインパクト – 持続可能性および社会・経済・環境条件の観点から、新設または改修されたプラント施設により、近隣の住民や就労者の生活の質が向上することを具体的に示すこと。
- 投資効果 – 生産性、効率、品質の向上、リスクの軽減と管理、安全性の向上、時間とコストの削減、資産パフォーマンス、信頼性、レジリエンスの向上など、達成した定量的な結果を明示すること。
- 高品質で魅力的かつ詳細がわかる画像、スクリーンショット、アニメーション、動画、図表が資料に含まれていること。
基準についてご質問がある方は、[email protected]までお問い合わせください

鉄道・輸送
このカテゴリでは、新しい鉄道・輸送ネットワークの計画、設計、建設、または既存の鉄道・輸送ネットワークの保守、改修、パフォーマンス向上に関して、デジタル化革新が認められるプロジェクトを表彰します。
デジタル化革新には、生産性の向上に寄与する新しい設計アプローチ、持続可能性を高める新しい建設手法の使用、信頼性の向上をもたらした運用時プロセスの刷新などが含まれます。プロジェクトの規模や複雑さにかかわらず、関係する組織、ひいてはプロジェクトの重要な資産の利用者にとって、どのようにプロジェクトの成果を向上できたかに焦点を当てる必要があります。
画像出典: PT Wijaya Karya
審査基準
- 鉄道・輸送ネットワークの計画、設計とエンジニアリング、敷設、または運用と保守において、Bentleyの鉄道・輸送ソリューションのアプリケーションやテクノロジを(単独で、または他のソフトウェアと組み合わせて)使用していること。推奨Bentleyブランド: AssetWise、ContextCapture、iTwin Experience、iTwin Capture、iTwin IoT、iTwin Platform OpenBridge、OpenBuildings、OpenRail、OpenRoads、PLAXIS、ProjectWise、MicroStation、SYNCHRO
- 応募プロジェクトにはデジタル化革新が認められること。また、以下の4つの基本指針に基づき審査されるものとする。
- 統合および相互運用性 – チーム、分野、組織、および関係者間で、Bentley製品とサードパーティテクノロジの統合や相互運用性によって獲得された価値を説明すること。
- プロセス/ワークフローの改善 – プロセスとワークフローの改善が、効率や有効性の向上、業界のグッドプラクティスの適用、プロジェクトや業界の標準への準拠にどのように寄与しているかを具体的に示すこと。
- 地域へのインパクト – 持続可能性および社会・経済・環境条件面でのメリットと、新設または改修されたインフラによって、近隣の住民や就労者の生活の質がどのように向上したかを具体的に示すこと。
- 投資効果 – 生産性、効率、品質の向上、リスクの軽減と管理、安全性の向上、時間とコストの削減、資産パフォーマンス、信頼性、レジリエンスの向上など、達成した定量的な結果を明示すること。
- 高品質で魅力的かつ詳細がわかる画像、スクリーンショット、アニメーション、動画、図表が資料に含まれていること。

道路・高速道路
このカテゴリでは、道路と高速道路の計画、設計とエンジニアリング、建設、プロジェクトデリバリ、または運用に関して、卓越性と 独立した建物 革新が認められるプロジェクトを表彰します。プロジェクトの規模や複雑さにかかわらず、関係する組織、ひいてはプロジェクトの重要な資産の利用者にとって、どのようにプロジェクトの成果を向上できたかに焦点を当てる必要があります。
画像出典: Beca Ltd.
審査基準
- 道路プロジェクト向けのBentley製品(OpenRoads、ConceptStation、LumenRT、SYNCHRO、ProjectWise、MicroStation、iTwin、AssetWise Inspections、AssetWise Linear Network Management、SUPERLOADなど)を1つ以上使用して、道路インフラの計画、設計、建設、運用、または改善を行っていること。
- Bentleyの製品とテクノロジの技術的卓越性と革新的応用が示されていること。
- 応募プロジェクトは、デジタルツインなどのデジタルエンジニアリングデータの活用方法を基に審査されるものとする。
- 設計やプロジェクトの所要期間短縮、使用リソースの延べ工数節減、実現原価節約、業績向上など、具体的かつ定量的な結果が、提供された明確な投資効果(ROI)とともに示されていること。
- 応募プロジェクトは、持続可能性や地域の社会的、経済的、環境的状況など、変化のインパクトについても審査されるものとする。
- 高品質で魅力的かつ詳細がわかる画像、スクリーンショット、アニメーション、動画、図表が資料に含まれていること。

構造エンジニアリング
このカテゴリでは、道路と高速道路の計画、設計とエンジニアリング、建設、プロジェクトデリバリ、または運用に関して、卓越性と デジタル 推進が認められるプロジェクトを表彰します。このようなプロジェクトでのデジタルワークフローやデジタルツインの使用は高く評価されます。
画像出典: WSP
審査基準
- 革新的な方法でBentleyアプリケーションを使用し、シンプルなものから複雑なものまで、任意の材料を使用した構造物のモデリング、設計、解析、文書化、または詳細設計を行っていること。アプリケーションには、STAAD、RAM、OpenWindPower、SACS、MOSES、ADINAなどがあるが、これらの製品に限定しない。Bentleyのアプリケーションは、他のアプリケーションと組み合わせて使用できる。
- BIMや最新の構造プロジェクトワークフロー、相互運用、または多分野設計チーム間でのデータ連携などのデジタル化推進による技術的革新が認められること。
- 施工主、プロジェクト、応募者に対するリスクの削減、または完成したプロジェクトの価値向上に関する指標を明記して、投資効果を明示すること。プロジェクトの安全性、環境への影響、事業推進要因についても説明すること。
- Bentleyアプリケーションの使用により得られたプロジェクトの範囲や利益、投資効果を適切に伝えていること。プロジェクトの画像/レンダリング画像に加え、実際のモデルまたは製品のスクリーンショットが必要です。プロジェクトの投資効果を明示するため、コスト削減額(詳細または予測)や短縮できた時間などを含めて、時間またはコスト面での節減効果を明記することをお勧めします。さらにスクリーンショット、ビデオ、アニメーション、グラフ、図面を追加すると、プロジェクトの卓越性を示すことができます。

地下モデリングおよび解析
このカテゴリでは、地質学、地球物理学、地盤工学エンジニアリング、および/または地理データおよび情報管理において、卓越性およびデジタル化推進を実現しているプロジェクトを表彰します。以下の特徴が認められるプロジェクトには、特別な配慮があります。
- 環境、地域社会、または経済へのプラスの効果
- リスクの軽減、または
- 長期にパフォーマンスを維持するための最適化設計
画像出典: Mott MacDonald
審査基準
- Seequent(Bentley Subsurface Company)の以下のアプリケーションの少なくとも1つを、単独または他のソフトウェアと組み合わせて使用していること。
- 地理データおよび情報管理: Seequent Central、OpenGround、MX Deposit、Imago
- 地質学と地球統計学: Leapfrog Works、Leapfrog Geo、Leapfrog Geothermal、Leapfrog Edge
- 地球物理学: Oasis montaj、Aarhus GeoSoftware (AGS) Workbench、AGS Res2DInv、AGS Res3Dinv、AGS SPIA
- 地盤工学エンジニアリング: PLAXIS、GeoStudio
- 生産性、効率、品質の向上、リスクの軽減と管理、安全性の向上、時間とコストの削減、資産パフォーマンス、信頼性、レジリエンスの向上など、達成結果を定量的に明示すること。
- 高品質で魅力的かつ詳細がわかる画像、スクリーンショット、アニメーション、動画、図表が資料に含まれていること。
- 理想的には、デジタルワークフローの一部として複数のBentleyまたはSeequent製品を使用していることを具体的に示すこと。

測量・モニタリング
このカテゴリでは、道路と高速道路の計画、設計とエンジニアリング、建設、プロジェクトデリバリ、または運用に関して、卓越性と デジタル 推進が認められるプロジェクトを表彰します。このようなデータ収集によって、インフラプロジェクトへの4Dデジタルコンテキストの追加や、インフラデジタルツインの作成と継続的な更新のサポートが可能になり、資産のライフサイクル全体を通して意思決定が改善されます。
画像出典: シンガポール土地管理局
審査基準
- ContextCapture、Descartes、Orbit 3DM、Pointools、sensemetrics、Vista Data Visionのいずれかを使用していること。
- 実現したプロジェクトの内容および達成されたメリットに関して、明確な投資効果(例: 短縮できた設計やプロジェクトの所要期間、節減できた人時数、実現されたコスト削減額)などを明示していること。また、業績向上、技術的革新性の説明が例証されており、3Dモデルアニメーション、データ取得情報、高解像度画像、スクリーンショット、サンプルデータなどの補足資料が揃っていること。
- 地理空間データの取得や表示だけでなく、効果的な資産管理やリスク低減に関しても、測量やモニタリングがもたらす価値を具体的に示すこと。設計や建設のワークフローへの計測の統合と、自律運用や仮想検査への測量の活用を示すこと。
- 審査では、資産ライフサイクルの複数のステージで測量を活用している応募プロジェクトが優先される。
- 応募プロジェクトは、持続可能性や地域の社会的、経済的、環境的状況など、変化のインパクトについても審査されるものとする。
基準についてご質問がある方は、[email protected]までお問い合わせください

送配電
このカテゴリでは、ネットワークインフラの計画、設計、解析、建設、または運用に関して、卓越性とデジタル化推進が認められるユーティリティプロジェクトを表彰します。これには、電気やガスの輸送・供給、通信ネットワークが含まれます。
画像出典: PowerChina Hubei Electric Engineering Co., Ltd.
審査基準
- Bentleyのテクノロジ(OpenUtilities Digital Twin Services, OpenUtilities Designer、OpenUtilities PowerView、OpenUtilities Substation、OpenComms Designer、SPIDAstudio、SPIDAcalc、SPIDAsilk、OpenTower、AssetWiseなど)を単独または他のソフトウェアやサービスと組み合わせて、電気、ガス、通信ネットワークまたは通信ネットワークの計画、設計、解析、構築、または運用に使用していること。
- デジタルイノベーション、プロジェクト管理の卓越性、明確な投資効果(設計やプロジェクトの所要期間短縮、使用リソースの延べ工数節減、定量的コスト削減、業績向上など)が示されていること。
- 施設の安全性、環境への影響、事業推進要因についても説明していること。
基準についてご質問がある方は、[email protected]までお問い合わせください

上下水道
このカテゴリでは、Bentleyソフトウェアを使用して、上下水処理プラント、都市の給配水システム、排水回収/衛生または合流式下水道システム、雨水システム、カルバート、貯水施設、放水用構造物と流水路など、水インフラの計画、モデリングと解析、設計、建設、運用、または保守において、卓越性とデジタル化推進が認められるプロジェクトを表彰します。関係する組織、ひいてはプロジェクトの資産が利用されるコミュニティにとって、どのようにプロジェクトの成果を向上できたかに焦点を当てる必要があります。
画像出典: Jacobsおよびシンガポール公益事業庁(PUB)国立水道局
審査基準
- BentleyのOpenFlowsソフトウェア(WaterGEMS、WaterCAD、SewerGEMS、SewerCAD、HAMMER、StormCAD、CivilStorm、PondPack、CulvertMaster、FlowMaster、FLOOD)および/またはOpenFlowsデジタルツインクラウドソリューション(WaterSight、PlantSight、SewerSight、iTwin)を単独または組み合わせて使用していることを示すこと。さらに、BentleyのContextCapture、OpenPlant、STAAD、PLAXIS、OpenRoads、SYNCHRO、ProjectWise、AssetWiseなど(これらに限定されないが)、その他のソフトウェアが含まれても構わない。
- 応募プロジェクトにはデジタル化革新が含まれること。また、以下の4つの基本指針に基づき審査されるものとする。
- 持続可能性と地域へのインパクト – 社会的・経済・環境へのインパクトや二酸化炭素排出量の面でのメリットと、コミュニティに暮らす人々の生活の質がどのように向上したかを具体的に示すこと。
- 投資効果 – 生産性、効率、品質の向上、リスクの軽減と管理、安全性の向上、時間とコストの削減、資産パフォーマンス、信頼性、レジリエンスの向上など、達成した定量的な結果を明示すること。
- 統合および相互運用性 – チーム、分野、組織、および関係者間で、Bentley製品とサードパーティテクノロジの統合や相互運用性によって獲得された価値を説明すること。
- プロセスの改善 – プロセスとワークフローの改善が、効率や有効性の向上、業界のグッドプラクティスの適用、規制および業界標準への準拠にどのように寄与しているかを具体的に示すこと。
- 高品質で魅力的かつ詳細がわかる画像、スクリーンショット、アニメーション、動画、図表が資料に含まれていること。